無料で読める漫画で、ミステリという勿れもリストに入っていたので1巻から読んだのですが、あれ、ドラマのエピソードって漫画の順番通りじゃないのね。
うっかり、今回の映画のエピソードを読んでしまったじゃないですか。
あ、これ、ドラマでまだやってないヤツ、飛ばして読まなきゃ、とは思ったんですが、面白くてページを飛ばす事が出来ませんでした。
思ったよりスケール大きくて、思ってた以上に重い話でした。これ本当に映像化したの?出来たの?
公開を楽しみにしてる方がたくさんいらっしゃると思うので、今はまだこれ以上ネタバレっぽい事は書けません。
漫画からのファンの方はもちろん知ってるでしょうが。
そこで、整くんになりきって、ドラマ観ててちょっと思った事を。
※この先ドラマのネタバレあります。
「私は常々思ってるんですが・・・」
これは日本のドラマに限らないけど、なんで登場人物にわざわざ辻褄の合わない言動をさせるんでしょうか?
ドラマの最後のエピソード、ジュートのくだり。
辻がジュートだと気づいた風呂光刑事が、猫田刑事の留守番電話に危険を知らせる伝言を入れながら、急いでミュージアムに駆けつける。ここまではいい。
刺されて血を流し引き摺られる猫田刑事の姿を見て恐怖で凍りつき、ようやく「お客様体質」の話を思い出して警部に電話をする。
いやいや、相手は連続殺人犯ですよ。一人で太刀打ちできないことくらい最初からわかってるでしょうに。
多分タクシーで現場に駆けつけたんでしょうから、その車内からでも先に警部に連絡できたでしょう。いや、しなきゃダメ。だってその前に、闇カジノに黙って一人でノコノコ出かけた事を叱られてたじゃない。あんなに叱られたのにもう忘れてるんかい。お客様体質の本当の意味も、その前に猫田刑事から教えてもらってたじゃない。それもド忘れしてた?人の命がかかってる時に。女である自分の非力さを認めざるを得なくなったとも、殺人犯が本当に存在する事に怖くなったとも言ってたじゃん。
なのに、なんで警部に連絡せずに一人で助けに向かうかなあ?
警部に電話するタイミングが、あまりにも説得力なかったなと思いましたマル
演出の都合かな?
バスジャックのエピソードで整くんが言ってた「刑事が犯人に安易に背を向けて滔々と喋るの、危ないじゃないですか」も、焼肉屋での「刑事が犯人を見つけた時、どうしてもっと近づいてしっかり捕まえてから名前を呼ばないんだろう」も、私が常々思ってた事とピッタリ一緒だったのでよくぞ言ってくれた!だったのに、そのドラマの中で演出上の都合かなんか知らんが不自然な描写をされると「お前がそれやるんかい」ってツッコみたくなってしまう。
私も理屈っぽいので整くん的要素がかなりあると思う。だから、このドラマや漫画を観てると共鳴してさらに理屈っぽさが加速してしまう。
コミュ障っぽい所にも親近感を覚える。
でも、私は表に出さないように気をつけてるので、あからさまに他人からウザいと言われた事はないです。
陰でコッソリ言われてるかもしれませんが。