フィギュアGPファイナル女子シングル

男子ショ-ト、ハイレベルで面白かった!

女子ショ-ト、みんな頑張ってたけど、これがトップ6の戦いなの?というガッカリ感が正直なところ、

 

でした。

 

ファイナルですよ。グランプリシリーズにエントリーした選手、4〜50名でしょうか?そこを勝ち抜いてきたトップ6の戦いがこれとはちょっと情けないと思ってしまいました。

ロシアメディアあたりが鬼の首を取ったようになんか言ってきそう。

 

選手はみんな頑張りました。

ミスしたくてミスしたわけじゃない。

選手自身が誰よりも悔しいでしょう。

それはわかってる。

わかってるけど、やっぱり萎える。

ファイナルで、4位が60点・・・5、6位に至っては50点台・・・。

 

う〜ん・・・。

 

そんな陰鬱な気分を吹き飛ばしてくれたのが上位3選手。

 

ピンザロ-ネ選手、素晴らしかった。70点台出てもいいのにって出来だった。ジャンプの安定感のみならず、スピンやステップなども良かった。特に最後のレイバックスピン、最後の難しい出方(ウィンドミルで合ってる?)、キレがありました。あの出方をする選手は他にもいますが、どうしても少しブレてちょっと不細工な感じになる事が多い。ピンザロ-ネ選手のは全くブレ無く美しかった。

 

ヘンドリクス選手は冒頭のフリップで危なかったけど、動揺することなくしっかり立て直した。さすがベテラン。スピ-ドに乗ったまま、ダイナミックに全身を使いながらの豪快かつ丁寧なステップは圧巻。ああいう力強いステップシ-クエンスが出来るのは、現役女子では坂本選手とヘンドリクス選手だけだと思う。

 

そしてラスボス坂本選手。女王の貫禄、風格が出てきましたね。しつこく「ロシアや紀平が居ないからタナボタ」とか「トリプルアクセルも4回転も飛ばないのに」的な意地悪コメントを投稿する人がいますが、高難度ジャンプのように凄さがわかりやすくないだけで、坂本選手のジャンプ技術は凄いですよ。助走のスピードをほとんど落とさずに、あれだけダイナミックかつ質の高いジャンプ、滑らかな着氷と着氷後のスケートの流れは他の誰にも真似できない。もっともっと評価されていいし、女王と呼ぶにふさわしい選手だと思います。そもそもフィギュアスケートはジャンプ大会ではないですしね。それをわかってない人が、知ったかぶりで坂本選手をこき下ろしてるのは滑稽でしかない。

昨季のファイナルではまさかのフリー最下位で驚きました。何があった?それゆえに、今回のファイナルはいつにも増して気合が入ってる感じ。今季世界最高得点での首位発進にも「フリーが勝負」という引き締まった表情を崩しませんでした。

 

大きなミスが出てしまった住吉、吉田両選手ですが、決して消極的なミスではなかったのが救い。

住吉選手のルッツ抜けはちょっと飛び急いじゃったのかな?って感じ。

吉田選手は2コケとは言え、攻めた上でのミスだから。ショ-トからトリプルアクセルに挑んだし、コンビネーションも、ルッツの着氷で勢いが足りなかったのに、セカンドをダブルにして無難に纏めるのではなく迷わずトリプルを飛んだ結果の転倒だから。

吉田選手はフリーもトリプルアクセルを飛ぶだろうし、住吉選手は4回転トゥル-プにチャレンジしてくると思いますが、2人とも決して高難度ジャンプだけが売りの選手じゃない。高難度ジャンプにトライしつつ、スピンステップやスケーティングなど着実に磨いてきてる。

フリーはエレメンツが多く、ショ-トのような規定もないので、仮にジャンプミスが1つ2つ出たとしてもリカバリー次第である程度取り返せるのが醍醐味。

どういう演技をしてくれるのか、ショ-トでの出遅れからどれだけ巻き返してくれるのか楽しみです。

 

心配なのはレヴィト選手ですかね。いつものキレがなく体が重そうな感じでした。どうやら体調が良くなかったらしいという話も。らしくないミスが続いたからやっぱりそうだったか、という感じです。フリーまでに体調が良くなれば良いけど。でも無理はしないで。

 

「トップ6の戦いなのにこの点数・・・」と文句垂れてるフィギュアファンの風上にも置けない私を、フリーで是非ギャフンと言わせて下さい。

楽しみにしてますよ!

フィギュアグランプリファイナル!やっぱりワクワク

「イマイチ熱が入らない今季のフィギュア」というタイトルで記事を書きかけて放置していたのですが、グランプリファイナル!!!が始まるとやっぱりワクワクしてしまう!

 

男子ショ-トの前に、女子ジュニアのショ-トも地上波で流してくれました。

ここのところジュニアは追いかけていなかったのですが、ちょっと観ない間に新たな才能が!上薗恋奈選手。13歳とは思えない。シニアの中に入っても見劣りしなさそうな演技でした。島田選手はルッツのステップアウトが響いて2位発進で悔し涙。いやいや、この大舞台でミスを引きずらない、立派な演技でしたよ。フリ-での巻き返し、期待してます。

 

 

 

 

せっかく書いたので、書きかけて放置していた「イマイチ熱が入らない今季のフィギュア」をあげときます。

 

 

 

私は10数年前からのフィギュアスケートファンなのですが、北京五輪以降どうもイマイチ熱が入らない。

好きなのは好きなんですけど、以前ほどワクワクしない。

以前なら本格的にシ-ズンが始まる10月が待ちきれなかったくらいだったのですが、今季はすっかり頭の中から抜け落ちていて、グランプリシリーズ初戦のアメリカ大会を見逃しました。フランス大会も見逃し(そもそも地上波で放送があったのかもわかってない)、カナダ大会、中国大会のフリー(それも一部選手たち)の演技しか録画できなかった。

残りはyoutubeで観ます。

が、一応観たけどカナダ大会も中国大会も観ててワクワクしない。どちらも日本選手がいい成績を残してるんですけどね。

今季観た演技でワクワクできたのは、カナダ大会優勝の坂本選手と中国大会優勝のアダム・シャオ  イム  ファ選手のフリー演技のみ。

他の選手も頑張ってるとは思うんですが、今一つ見応えがないと感じてしまう。

自分が冷めてしまっただけなのか、フィギュアスケートが面白くなくなってきてるからなのか。

どうしても気持ちが盛り上がらない。

なぜなんだろう?

 

坂本選手一強状態の女子に熱が入らない、ならまだ分かる。

男子は面白くなってきてるはずなのに。

 

だって平昌以降ネイサンが飛び抜けてて、そこに続くのが日本勢とアメリカ勢、そこから少し離れてロシア。韓国、フランス、イタリアも頑張ってはいるけど層は薄い。

そういう状態だったので、ほぼやる前から結果の想像がついた。

 

それに比べて今。

絶対王者ネイサンが抜けた代わりに新エ-ス、マリニンが登場したアメリカ。

フランス、イタリアは層が厚くなってきてるし、韓国のジュンファン、フランスのエイモス、シャオ  イム  ファ、イタリアのリッツォなどが表彰台に立つようになった。

少数の国が表彰台を独占するのではなく、様々な国の選手が活躍して、次々と若い選手が台頭してきて、毎年勢力図が変わりながらもそこに常に日本勢がいる、それが私の理想。それに近い状況になってる今季の男子は面白いはずなのに。

 

 

・・・ここまで書いて放置してました。

グランプリファイナル開幕でワクワクが止まらない今読み返すと、我ながら何だかなあという文章ですね💦

 

 

 

さあ、いよいよ男子ショ-ト。

無粋は承知で一応予想。

マリニン、鍵山、宇野でどうでしょうか。

NHK杯のような採点だと宇野選手の位置にアダム君が来るのかなあ?

宝塚は旧Jの失敗から学んだ?

旧J事務所の記事が減ってきたと思ったら、今度は宝塚。

メディアは大きなネタ続きで忙しくて嬉しい悲鳴?ですか?

あ、失礼、ほとんど取材も調査もせず記事を垂れ流してるのが大勢なので、忙しくはなってないか。

ネット記者の事を揶揄してコタツ記者と言うらしいですが、大手メディアもコタツ記事しか書いてないのでは?

 

 

宝塚がご遺族の訴えに対して証拠を求めた、という事が批判されてますが。

 

批判されるような事ですか?

当たり前の事では?

 

その場に居なかった者には本当にいじめがあったのか無かったのかはわからない、聞き取り調査ではいじめがあったという事は確認できなかった、その上で、証拠もなしにいじめがあったとしてしまうと、いじめたとされている人たちの人権を侵害する事になります。

証拠もなしに一方の言い分だけで誰かを断罪するのは、法治国家としてあり得ない。

世の被害者はみんな、警察に被害届を出すか、裁判を起こすかして、自ら被害を立証しなければならない。被害者の立場からすれば理不尽な話ですが、冤罪や詐欺を生み出さないため、社会の秩序のためには必要な手続きです。

 

被害を訴えているのは同じなのに、なぜ芸能界の「被害者」だけ特別扱いになってしまうのか。

なぜ心証だけで世論が裁きを下してしまうのか。それが許されると勘違いしてしまうのか。

 

旧J事務所のケ-スもそうですが、世論が裁きを下してはいけない。

第一、私たち第三者は判断材料を持っていない。

 

ミステリという勿れでも言ってましたよね。

見る人の主観によって「真実」は変わる。

「真実」は人の数だけある。

だから「真実」ではなく「事実」を調べるべきなんだと。

「真実」というあやふやなものに捉われているから、冤罪事件などということが起こると。

ご遺族にとっての「真実」は、大事な家族がいじめやパワハラのせいで自殺した、なのでしょう。

でも、いじめたと言われてる側、また他の団員たちにも、それぞれの「真実」があるのかもしれない。世間が信じてる「真実」と違うからと言って、嘘をついてるとか隠蔽してるとか決めつけるのは時期尚早。

「事実」はどうなのか。今のところ明らかになってません。

私たち第三者は、今後の推移を静観するしかない。

 

「事実」ではなく、世論の多くから見える「真実」によって、ジャニー喜多川という人が犯罪者とされ、1つの企業が潰された。

 

そして次の標的は宝塚。

 

宝塚団員の自殺はいじめのせいなのか、そもそもいじめはあったのか無かったのか、私にはわかりません。

あったはずだと決めつけてる世論の多くも実は事実を知らない。

知らないのに報道やSNSを見て知ったつもりになってる。

知ったつもりで、正義のつもりで、加害者とされてる人たちを裁こうとしている。

それがまかり通ってる。

異常な事です。

 

何度も言いますが、司法を通さず私刑をしてはいけない。

結果的にそれが正しかったとしても。

 

イジメや性被害はあったとも無かったともどちらも証明が難しい。だから、旧Jの被害を訴えている人たちはメディアに訴えて世論を味方につけて事務所を追い込もうとし、事務所側も無かった証明が出来ないから、あった事を前提に対応せざるを得なかった。

そうしないと信頼が得られないと思った、

事務所もタレントもやっていけないと思った、

のでしょう(多分)

でも結局事務所は解体まで追い込まれ、タレントは多くの仕事を失った。


世論の圧力に屈して認めたが最後、もはや事実かどうかの検証も無しに報じたもん勝ち、言ったもん勝ち状態になり、旧J側は違う事に対しても違うと言えなくなった。ちゃんと裏取りしてから報道して下さいという当たり前の発言さえ叩かれる。そして、裏取りもしていない話が次々と垂れ流され、それを根拠に更に叩かれ潰される。

その旧J事務所問題の顛末を見て、宝塚は批判覚悟で「証拠」を要求したんじゃないでしょうか。

世論の圧力に屈して、立証出来てない事を認めてしまったら大変な事になるぞ、と。


しかも、旧Jと違って加害者とされてる人は生きてる。客観的立証なしに、メディア主導の世論の心証だけで誰かを犯罪者扱いしてその人の人生を左右する事があってはいけない。

一方に寄り添い過ぎるともう一方の人権が蔑ろにされる。

その意味で、宝塚の対応は今のところ正しいと思います。

調査が不十分だというのはその通りかもしれません。

もっとちゃんとした調査を求めるならわかりますが、あったはずだ(と世間の多くが信じてる)からとにかく認めろというのは違う。

 

宝塚は世論の圧力に負けず、客観的事実に基づいて対応すべきです。

宝塚が依頼したチ-ムの調査が不十分なら、警察に捜査してもらうなり、裁判なりで「事実」を明らかにして、その上で実際にいじめがあったとなったら、その時に責任をどう取るかを真剣に考えればいい。

まずは事実確認が第一歩です。

 

旧J事務所のように、批判をかわすためにその場しのぎで調子いい事を言ってると、ますます収拾がつかなくなり、問題が更に拗れ、結局より多くの人を傷つける結果になる。

 

旧J事務所のように、誠意のつもり、善意のつもり、で法の支配と社会の秩序を脅かす暴挙を行ってはいけない。

 

宝塚には法治国家・日本の一企業として責任ある対応を取っていただきたいと思います。

だから警察にちゃんと調べてもらいなさいって

旧J事務所の当事者の会に所属する男性が、大阪府の山中で遺体で発見されたとのニュースがありました。

メディアによって詳細に違いがあり、また大阪府警からの公式発表などもないので、今の段階で安易に結論に飛びついてはいけないと思います。

 

仮にその憶測が結果的に正しかったとしても、先走ってはいけない。

人の死を利用してはいけないと思います。

公式発表を待ちましょう。

 

ただ、いずれなんらかの形でこういうニュースが流れるのは予想がついていた事です。

 

だから警察にちゃんと調べてもらわないと駄目だって。

 

全容解明(センシティブな問題なのでできる範囲で)の努力をせずに、安易に事実認定した結果が今の状況です。

 

NHKに、トイレで被害に遭ったという男性の件で問い合わせた人曰く「NHKは証言の裏どり調査をしていない事を認めた」との事です。そのような証言があったから報道した、との事。

それってジャ-ナリストと言えるの?

 

メディアが率先して裏どりをしないまま一方的な証言を垂れ流している現状。

有識者が誰もおかしいと言わない。

異常です。

 

東山さんが「法を超えて」補償、と曖昧な発言を無責任にした結果、在籍確認出来なくても補償すべき、法的相場を超えた多額の補償をすべき、という声が出てきたり。

窓口に虚偽の申告をする人も現れていると言う。

 

なんで後先考えず、その場しのぎのカッコつけ発言を無責任にしてしまうのか。

 

メディアは裏どりせずに次々と真偽不明の記事を流し、当事者の会の代表は暴走し、被害を訴えている人の一部は矛盾した証言をする。

そして虚偽申告者が現れる。

報じたもん勝ち。言ったもん勝ち。

もはやどの話の、どこまでが本当でどれが嘘なのかわからない状況になっている。

誹謗中傷は論外です。今更言うまでもない。が、一部の被害証言に疑問を呈してるのはファンだけではないです。

誰が本当の被害者なのかわからなくなってる。

だからちゃんと調べて、ニセ被害者や被害者を利用する自称支援者などを排除しないとダメだって。

 

 

こういうカオスな状況を招いたのは、第一に警察や司法の介入を頑なに避けて、安易な事実認定やその場しのぎの無責任な発言をした旧J事務所。

第二に無責任な報道で世論を煽るメディア。

 

 

 

その結果、被害を訴えている側、旧J側、双方に憶測による誹謗中傷が行われている。

双方に疑心暗鬼の目が向けられている。

 

今回ニュースで取り上げられた男性の件がどうなのか、今の時点ではわからないけど、このままだと双方が精神的ダメージを被り続ける。

下手したら、負の連鎖だって起きかねない。

 

遅すぎるけど、それでもやらないよりはやった方がいい。

 

ちゃんと警察に調べてもらおうよ。

 

できる範囲で全容解明をしてもらおうよ。

 

本当に、ちゃんとしようよ。

日本は法治国家なんだから。

組織としての体を成していない

旧J事務所から、生田斗真さんが離れる事が発表されました。

 

それ自体には特に何も思わないのですが。

 

またしても正式発表の前に週刊誌にスク-プされるって。

この期に及んで、まだその程度の情報管理もまともに出来ないのか、と呆れます。

 

東山さんが新社長就任!というニュースも週刊誌報道先行でしたよね。

その後、白波瀬さんが副社長を辞任するとすっぱ抜きは一旦無くなった。

長年メディア対応を担ってきたらしい白波瀬さんが一部メディアと癒着するようになり、その一部メディアに内部情報をリ-クしていたんじゃないか、という話がかねてからファンの間ではされていたそうで、白波瀬さんの副社長辞任と同時にすっぱ抜き記事が減ったので、やっぱりね、答え合わせできちゃったね、という感じになってたようですが。

 

またしてもスク-プ記事が。

新社長について。

白波瀬さんは副社長を辞任して退社、と当初言われてたのですが、実は嘱託社員としてしばらく事務所に残っていて最近退社したらしいという話も。

白波瀬さんが居なくなっても情報が漏れる。

今度は誰が?

 

思えば再発防止チ-ムの人選も変でした。

検事総長という座長の林さんは「証拠も証明もいらない、時効?要らないだろう」と法律家とはとても思えない発言を率先してされてましたし、平本さんに基金の相談をされて「毎年売り上げの3%を事務所から上納させれば?」と入れ知恵をしたとも。

ほか2名のメンバーも政治的にかなり偏った方々らしい。うち1人の斎藤さんという方は草津町冤罪事件でも草津町を糾弾する側としていっちょ噛みしてた方のようで。

そういう香ばしい方々をわざわざ選んで連れてきたのは、顧問弁護士だという説、白波瀬さんだという説、両方あり。

どちらにしても、なんかきな臭い。

 

と同時に、ジュリーさん始め事務所幹部は一体何をやってたのよ、と思う。

そもそもが、当事者が亡くなってるので事実確認できません、と言ってたのに、なぜか調査チ-ムではなくいきなり再発防止チ-ムだし。

 

いやあ、ホント、ジュリーさんの頭の中覗いてみたい。どういう思考回路してんだか。

周りの言う事になんでも従ってしまう人なのかな?自分の考えというものが無い人なのかな?と思ってたら、2度目の会見の時に読み上げられた手紙によって、長年にわたる母メリーさんのパワハラなどによってパニック障害を患ってたとの話。

なるほど、と腑に落ちる話ではありました。

 

でも、今更だけど、そういう背景があるのだったら社長を務めるべきではなかったと思う。責任重すぎてご本人もしんどかったでしょうし、こういう異常事態が起きた時右往左往するだけで何もできない。

頑張って会見に出てきたけど、袋叩きに遭っておそらくはパニック障害が悪化したものと思われ。精神的な障害を抱えてる人があんな会見を経験して、もう一度会見に出て来いって言うのは酷だと思う。普通の人でもしんどいと思いますもん。

「這ってでも出て来い」って言った上沼さん、毒舌芸でやってきた人とは言え、さすがにその発言はアウトです。人権侵害。訴えられたらほぼ負けるレベルの暴言ですよ。

でも、旧Jって以前から度の過ぎた中傷やデマにも全く反応しない事務所のようで、元々アンチからは言いたい放題状態だったらしい。

そして今、旧J相手なら何を言っても許されるという勘違いが蔓延してて、より酷い有様になっている。

まあ、自業自得な面もあるので、それほど同情する気になれないけど。

少しは戦え!腰抜け野郎!と個人的には思います。

口が悪くてゴメンナサイ。

でも、旧Jの事務所、タレント共に典型的な日本人(泣き寝入り)体質なので見ててイライラする。

 

本当に「噂は知っていたが実態は知らなかった」のであれば、知ってて見て見ぬふりしてきたのでないのなら、なんでそこまで卑屈になるのか理解できない。

一方的に憶測で「ほぼ全員被害を受けてる」「受け入れないとデビュー出来ない」「知ってて見て見ぬフリしてきたはず」と言われてる事に対しては、違うなら違うと反論していいと思いますよ。

個々で、会員制のファン向けブログでコソっと喋ってはメディアに叩かれて削除する・・・の繰り返し。みっともない。

タレント有志で会見開いて「我々は被害を受けていません。根拠のない憶測で勝手に被害者扱いするのはやめていただきたい」と言えばいい。

根拠のない憶測垂れ流した人たち(被害を訴えてる人たちの一部)を訴えるのもアリだと思う。ほぼ勝てます。普通なら。

ただ、日本の法曹界はどこぞの国にほぼ乗っ取られているようなので、まともな判決が出れば、という前提になりますが。

 

これを書いてる途中で、福田某さんが新会社の新社長として社員に挨拶したという記事が。

この福田さん、過去のSNSでの発信見ると?と思う人なんですけど、井ノ原さんがこの人の就任を支持してるようで。

???

内部で何が起こってるのか、全く分からない状況になってますね。

下手したら、これから先タレントが稼ぐお金の多くが、研修だとか寄付だとかの名目でどこぞの怪しい団体に流れていくかもしれません。

 

まあ、ここまで来ても危機感ないタレントたちを見てると、勝手に搾取されて下さいって気にもなりますが。

危機感持った二宮さんは早々に離れた。(一説には出演中のドラマのスポンサーから圧力があって急な退社になったという話も。そう言えば、岡田さん、生田さんなど俳優業に主軸を置いてる人が退社してる)

これからも危機感ないタレント、単独ではやっていけないタレントだけが残って、他は順次離脱していくのか・・・な?

改めて実感 フィギュア人気の凋落

今住んでる所に引っ越してからBSが観られなくなりました。

今借りてる部屋には、今時珍しくBSのアンテナが立ってないんです。

(立ってないのに、引っ越してすぐNHKの人(委託を受けてる会社の人)が、BSの契約はお済みですか?と訪ねて来ましたけど)

 

地上波しか観られないと、フィギュアスケートの試合が全ては観られない。

フィギュアの、年間通じてのメインの国際大会と言うと、前半(10〜12月)がグランプリシリーズ〜グランプリファイナル、後半(1〜3月)が四大陸選手権(欧州の選手は欧州選手権)と世界選手権、になるのですが、グランプリシリーズ、地上波での放送激減してない?

 

改めてフィギュア人気が落ちてきてるなあ、と実感します。

 

羽生さんのプロ転向、ここ数年フィギュア界をリ-ドしてきたロシアの不在。

この2つが主因である事は間違いないと思うんですが、もっと根本的な要因はフィギュア界隈の偉い人たちの怠慢にあると思うんですよね。

 

羽生さんとロシアが抜けたとしても、スポーツとしてのフィギュアそのものにもっと魅力があれば、ファンがここまで離れていく事はなかった。

羽生さんやロシア選手の活躍は、それまで興味がなかった人たちがフィギュアに興味を持つきっかけになったと思います。

私もそうですが、フィギュアにハマるとジャンプの種類だとか、ルールや採点方法などを知りたくなる。ただ観てるだけでは飽き足らずにいろんな事を勉強したくなる。

勉強して知識がつけばつくほど、より多角的にフィギュアを楽しめるようになる。

と同時に、知れば知るほど採点の不透明さが気になってくる。

 

フィギュアファンが、ISU(国際スケート連盟)に対して抱く不満や不信感の原因はたくさんあります。

待遇面その他で特定選手に対する贔屓が横行してるのではないか、恣意的な採点が行われているのではないか、選手へのサポート体制が機能してないのではないか、アスリートファ-ストの精神が欠如してるのではないか・・・。

 

フィギュアを観ない方には抽象的過ぎて、恣意的採点って何のこっちゃ?だと思うので、1つ具体例をあげると。

 

 

ジャンプの採点に関するルール。

ジャンプでコケたり、バランスを崩して手をついたり両足で着氷したり、誰が見てもわかるミスってありますよね。

それで減点になるのは納得できる。

 

一方で、素人目にはわかりにくい細かなミスというのがあります。

ジャンプの場合、回転不足と踏み切り違反がそれにあたります。

この2つは、パッと見では成功ジャンプに見える事が多い。特に、空中姿勢も着氷姿勢も美しく決まったジャンプは、多くの加点が付くだろうと思って観ている。なのに、あれ?思ったより加点が少ないor減点されてる!?

こういうケ-スは大体回転不足or踏み切り違反を取られています。

そして、回転不足も踏み切り違反も、微妙な差で判定が変わり採点に影響する。もともと差が微妙な上に、見る角度(スロ-映像)によって全然違って見える事もあるし、それを機械を入れずに技術審判という1人の人の目で行なっている。

※技術審判は最大3人です。

3人の場合、テクニカルスペシャリストが判定を行い、その判定にアシスタントテクニカルスペシャリストから異議があった場合、テクニカルコントローラーが意見を取りまとめる。意見が割れた場合は3人の中の多数決で最終的な判定が決められる。

 

元々微妙な差の上、見る人によって、見る角度によって判定が分かれる回転不足や踏み切り違反。

ところが、場合によっては、誰が見ても分かる転倒などのミスよりも大きく採点を左右する事があります。

 

例)

トリプルアクセル(基礎点8.0)の場合

 

①回転不足なしで転倒 

   基礎点8.0から出来栄え点-4.0で4.0点

②1/4を超えて1/2未満の回転不足

   基礎点6.4(基礎点の80%)から出来栄え点で更に減点

③1/2以上の回転不足

   基礎点3.3(一回転少ないダブルアクセルの基礎点)から更に出来栄え点で減点

 

②③は綺麗に着氷してもこれだけしか点が貰えません。着氷が乱れたら更に出来栄え点の減点幅は増えます。

 

要するに、技術審判のさじ加減次第で採点はある程度コントロール出来ます。

実際にそういう事が行われてるかどうかはわかりませんが、やろうと思えば10点20点と操作できるし、多くのファンが恣意的な得点操作が行われてるのではないかと疑念を持ってるのが実状です。

 

羽生さんのファンのうち少なくない人数が、羽生さんに対してアンフェアな採点が行われている、そう感じていたのは事実。

彼ら彼女らが羽生さんのプロ転向によって競技としてのフィギュアから離れたのは、単純に羽生さんの演技が見られなくなったから、ではなく、フィギュア競技の運営のやり方や採点など、スケート界全体に不信感を持っていたからだと思います。

「良かれと思って」という恐ろしい言葉

私はミステリーが大好きで、特にアガサ・クリスティのファンなんですけど、クリスティの「ハロウィ-ン・パーティ」という作品に「良かれと思って・・・何という恐ろしい言葉だろう」というセリフが出てきて、なぜかずっと心に残っています。

 

ちょっとネタバレになってしまいますが、このセリフは以下のようなシチュエーションで語られます。

殺人現場である部屋から出てきた犯人を目撃したと思った女性。だが、その殺人犯(と思った人物)を庇って誰にもその事を話さなかった結果新たな犠牲者が出てしまい、女性は「良かれと思って」と泣きながら自分を責める。

その女性の涙ながらのセリフに対して発せられる心の声が「良かれと思って・・・何という恐ろしい言葉だろう」なんです。

 

この作品の中では、更にこういう記述も出てきます。

行きすぎた慈悲はしばしば、さらなる犯罪のもととなる。正義を第一に考え、慈悲を第二にしておけば被害者にならずにすんだはずの人間が、その犯罪のせいで命を落とすことになる」

         訳:山本やよい

       -「ハロウィ-ン・パーティ」

 

 

犯罪絡みに限らず、「慈悲のつもりで、又は善意のつもりで良かれと思ってやった事が、かえって災いを呼ぶ事がある」という事はよくあると思います。

私は自分をとても感情的な人間だと思っていて、だからこそ大事な判断をする時は、感情は一旦脇に置いて出来るだけ合理的に物事を考えるように心がけています(そのつもりです)。

 

こういう考え方は、もっと大きく拡げると、例えば大きな事件や災害時のトリア-ジなどにも通じるものがあると思います。

目の前で苦しんでいる人がいたら、とにかくすぐにでも助けたい。でも、そういう人が大勢いる時は、優先順位を決めて合理的に動かないといけない。場合によっては、すぐそばで血を流して痛がってる人を後回しにしないといけない事もある。

そういう場に立ち合った事がないので想像するしかないですが、凄く難しく辛い事だと思います。頭ではわかってても、助けて!と言ってる人を後回しにしないといけないって精神的にとってもキツいはず。すぐそこに居るのに、なんで助けてくれないんだ!と罵倒される事もあるでしょう。

それでも、より多くの人を救うためには必要な事。

 

 

「良かれと思って・・・何という恐ろしい言葉だろう」

旧J事務所の一連の対応を見てて、改めてこの言葉を思い出しました。

 

これまでの判断や対応、きっと、事務所上層部的には誠意のつもり、善意のつもりなんでしょう。

 

でも結果として、多くの人を傷つけ、巻き込み、苦しめてる。

詐欺という新たな犯罪も誘発してしまってるし。

本当の意味で解決するには、ちゃんと調べて全容を明らかにしないといけなかったのに、被害証言の検証はセカンド○○○と言われるのが怖くてなのか、ちゃんと調べると都合の悪い事が出てくるかもと思ったのか、とにかくその第一歩をすっ飛ばして事実認定、謝罪、補償と先走った結果、被害を訴えてる人だけでなくいろんな人の言ったもん勝ち状態になり、とうとう告発合戦の様相を呈してきて話の内容がどんどんエスカレートし、虚実入り混じって何が本当で何が嘘なのかわからないカオスな状態になっている。

当初は、所属タレントは「被害者かもしれない人たち」だったのに、真偽不明の告発合戦、暴露合戦が加熱した結果、今や「全員被害と引き換えに成功を手にした人たち、知ってて見て見ぬフリしてきた共犯者」と決めつけられ、過剰な迫害を受けている。人権を盾にした人権侵害が正義の美名の下に公然と行われている。

一方で、被害を訴えた人たちは、世論の追い風を受けて一部が暴走し、その行き過ぎた要求や傲慢な言動によって世論の信用を失いつつあり、後乗りで虚偽申告する人たちが現れた事も加わって、誰が本当の被害者で誰が話を作ってる人なのか混沌としてきて、疑いの目で見られ始めている。

どちらに対しても、憶測による誹謗中傷が行われている。

 

関わってる人たち、誰も救われてない。

 

 

「良かれと思って」

 

本当に恐ろしい言葉です。